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女性が強くなったことを、家庭を持った経験のある男性の多くは反論しないでしょう。相談現場も同じです。当初、いろいろ聞きたい妻が一言発したとたん、夫は「おまえは黙っておれ」とピシャリ。
しかし、途中夫の質問がもたついた途端形成は逆転。夫の言葉を「ボケ気味のくせに・・・」と遮ぎり妻が主導権を握ります。夫の出番はありません。
一般的に、夫が年上の夫婦が多く、高齢期の夫の経済力と体力と知力の減少に伴い、これまでの夫婦のあり方次第で「力関係」が逆転するのでしょう。
年金加入歴は相談者の「過去」、年金相談は「現在の夫婦の力関係」を教えてくれます。夫唱婦随が永遠に続くと信じているのは夫ばかりかも知れませんね。

女性に多い質問は「友人と比べ年金額が少ないのはなぜ?」。女性は友人と比べるのがお好きなようです。
ただ、年金額は加入した年金、請求時期、本人や配偶者の生年月日、働き方、加入時期、加入期間、加入中の給与などで異なり単純に比較できません。
よくある例が、本来65歳から受給する老齢基礎年金の70%を60歳0ヵ月から繰上げて受給していた場合。65歳から老齢基礎年金を100%受給した友人と、単純に65歳時の年金額で比べ少ないという質問です。繰上げて受給すると、生涯年金額が減額されるということを忘れているからです。
現在の年金額だけで判断する多くの誤解を、面談で説明し納得してもらうのが私の仕事です。
2009.8.1 |