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その立場になってみないと、分からないことが世の中には一杯あるのですね。例えばリタイア後の年金です。
夫が定年退職するまで、偶数月の15日に定期的に口座に入金される年金が、これほどありがたいと思っていませんでした。
実は、夫はまだ働いています。定年前より収入は減りましたが、年金が生活の不足分を補ってくれます。蓄えからの取り崩しもその分少なくて済みます。
一方、若い世代は将来的に65歳から受給です。年金不信から国民年金未加入者も増えています。でも、どれほどの若い人が、リタイア後の「年金空白期間の怖さ」を知っているのでしょうか。

今、熟年世代の私たちにできることは、老後の年金収入のありがたさを伝えることかも知れません。
市の広報の片隅に、平成21年10月から公的年金受給者の納税の便宜を図るため、個人住民税を公的年金からの引き落とし(特別徴収)を行いますとだけ書いてありました。詳細は不明です。
「エーッ、いつの間に決まったの?」と思わずびっくり。
それとも、私が知らなかっただけかも知れませんが・・
平成21年度の年金額は20年度と同じです。年金額が増えないのに、黙っていると天引きされる項目がどんどん増えていきます。

年金額の記帳をするときに感じるささやかな幸せも、味気ない哀しみに変わりそうです。どうせ払うお金だから同じと思いつつ、何となく、納得しかねている私がいます。
2009.3.1 |