ある日の年金相談です。「妻が60歳からもらえる年金について知りたい」と、夫が分厚いファイルを広げて話し始めました。
ファイルには、国民年金の保険料の領収書や社会保険庁から届いた書類、年金手帳などがきちんと整理されています。
必要に迫られて妻に質問しても、妻のことは何でも知っているとばかり夫が答えます。妻は「事務的なことは何にも分りませんの・・」と傍らで微笑むばかり、自分がもらう年金への関心はゼロです。
思わず妻の将来が不安になりました。一般的に一人残される可能性が高いの妻を本当に思うなら、夫の優しさは小出しにした方がいいかも知れませんね。

年金のしくみについて話せばよかったのはこれまでの年金相談。最近は、加入する医療制度で年金口座から医療保険と介護保険の保険料が天引きされるので、内容も多様化し税金の質問も増えました。
質問者の多くは高齢者で、「限られた時間内にいかにわかり易く話す」が課題です。高齢者の多くは目も悪いし、耳も遠いので、質問の焦点を絞ってゆっくりお答えするようにしています。
2008.6.1 |