
「知らなかった、誰も年金のこと教えてくれなかった!」とは、ある日の社会保険審査会で夫に先だたれた妻のことばです。
退職後数ヶ月でなくなった夫の国民年金の加入期間が、たった1月不足で遺族基礎年金102万円がもらえなかったのです。
遺族基礎年金は、子どもが18歳になり高校卒業するまでもらえます。もらえるか、もらえないかは残された妻には死活問題です。
若い夫婦は、子育てや今を生きることに精一杯が現実でしょう。ともすれば年金なんて老後もらうものだから、今は関係ないと思いがちです。
しかし、死や障害は老若男女の区別なく訪れることも知っておきましょう。

離婚時の年金分割が話題です。年金分割に関して多くの男性の意見は「離婚しても分割年金は期待するほどではない。だから離婚はしない方がいい」が大半です。
確かに厚生年金40年加入した厚生労働省のモデル世帯が40年婚姻した場合の分割年金(2分の1で分割例)は60万円(月5万円)です。実態からこんなにもらえる人は稀かもしれません。
女性の立場から、それでも離婚したい女性の置かれた立場と気持ちに触れる男性が少ないのがとても残念。離婚時の年金分割の請求が増えそうな予感がします。
2006.11.2
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